2019年バズりそうなアーティスト筆頭の竹内アンナをご紹介です。
まずはこちらの動画を。
絶妙なボイスと軽快なギターのカッティングによってアレンジされたTLCのカバー曲。
もう一聴しただけで最高ってわかっちゃう。
というか色々と巧すぎやろがい💣
英語の発音ばちくそ綺麗だと思ったらLA生まれということで納得。
2018年のSXSWにも弱冠19歳で出演し、全米7都市ツアーも成功させているというのだから驚きです。
アコギかき鳴らすシンガーソングライターっていうと、あいみょんとかmiwa、もうちょい前だとYUIとかのアコギ全面押し出し系なバンドサウンドを連想するけれど…
竹内アンナの場合はAORやエレクトロ・ポップなんかのエッセンスを上手に抜き出して”今”の音を作ってます。
ここでいう”今”の音というのは、Suchmos、LUCKY TAPES、Awesome City Clubに代表されるシティ・ポップ、アーバンミュージックのシーンのこと。
この界隈は基本バンドしか居なかったのだけれど、そこに竹内アンナが”単身で殴り込みをかけている”という構図で捉えると僕的にはしっくり来たりします(どうでもいい)。
で、つい先日2枚目のアルバムが出たのですが、これがまた素晴らしい一枚でして…
まず、MVが公開されている「Free! Free! Free!」
あえてギターの音色もストレートではなく、全体的にシンセティックなサウンドを多用したスタイリッシュな一曲。
バイオグラフィー読むと「アーバンギターポップサウンド」なんて書かれているので、レーベルとしてはこういう方向で売り出して行きたいのだと思います。
とはいえ、ブリッジでしっかりギターの音色と流れるような英語のリリックにのせた声を際立たせることで彼女の魅力を最大限に引き出しており素敵。
ただね、これより今から紹介する曲の方が凄いと思うんだ…
京都在住なのに「TOKYO NITE」っておい!というツッコミは置いておいて、何この素敵シティ・ポップサウンド。
曲名よろしく、これ掛けながら東京の夜を歩いてみたい。
「Free!~」とは対照的で、そこまで音数を重ねたサウンドにはなっていなくて、竹内アンナの「声」という最高の楽器を存分に楽しめるようになっています。
特にブリッジのラップのところなんか、声使い巧すぎでしょう……
もう今日だけで10回は聴いたわ。
できればこっちの路線も引き続きよしなに……
というわけで、ぜひぜひ「竹内アンナ」をチェックしてみてください。
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